よし子さんは10回のテストの平均点の目標を立てました。9回目までの平均点は目標に3点足りませんでした。10回目は97点取りましたが、平均点は目標に1点足りませんでした。目標にしていた平均点は( )点です。
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よし子さんの1回目から9回目までの平均を□点として面積図に表してみると次のようになります。
目標点は9回目までの平均である□点よりも3点高い位置にあるので、10回目はかなり高い得点を取って、足りない部分(下の図のピンク色の長方形)を埋める必要があります。
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よし子さんの10回目の得点は97点だったので、それも含めて面積図に表してみると次のようになります。
この図のアの部分がイの部分に移って全体の高さが等しくなった結果、10回分の平均(赤い点線)は目標よりも1点低くなりました。
目標点は9回目までの平均である□点よりも3点高く、実際の平均点は目標点より1点低かったので、実際の平均点は□点よりも3-1=2点高いことが分かります。
したがって、下の図のイの部分の得点は2×9=18点になります。
※ 長方形イのたては「2点」、横は「1~9回目まで」なので、得点は2×9=18点となる。
上の図のイはもともとアの部分にあったので、イが18点ならアも18点です。
つまり次の図のように、アの高さは18点なので、赤い点線(実際の平均)は97-18=79点です。
また、目標点は実際の平均よりも1点高いので、答えは79+1=80点になります。
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