次の図のように、長方形とおうぎ形が重なっています。青い部分とおうぎ形の面積は等しく、三角形OBCの面積とオレンジ色の部分の面積の差は12.3㎠です。直線ADの長さは6㎝です。円周率は3.14としてあとの問題に答えなさい。
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① オレンジ色の部分の面積を求めなさい。
② 直線ABの長さを求めなさい。
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①
次の図の辺OBとOCはどちらもおうぎ形の半径なので長さが等しく、角BOCは60度なので、OBCは二等辺ではなく正三角形です。
また、辺BCはADと同じく6㎝なので、辺OBとOCの長さも6㎝になります。
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上の図のおうぎ形OBCの面積は6×6×3.14×360分の60=18.84㎠で、緑色の三角形OBCの面積はオレンジ色の部分よりも12.3㎠大きいので、面積の関係を次のような和差算の線分図に表すことができます。
上の図から、オレンジ色の部分の面積は(18.84-12.3)÷2=3.27㎠になります。
※ 三角形OBCの面積は3.27+12.3=15.57㎠です。
②
次の図のように、三角形OBCの面積は15.57㎠で、青い部分の面積はおうぎ形と同じく18.84㎠なので、長方形ABCDの面積は15.57+18.84=34.41㎠です。
辺ADは6㎝なので、辺ABの長さは34.41÷6=5.735㎝です。
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