08/27
Sat
2011
(1)
次の図のように、円の中心Oと円周上の12個の点をすべて直線で結ぶと、円の中心角は12等分されるので、下の図の角AOBは360÷12=30度です。
また、辺OAとOBはどちらも円の半径で長さが等しいので、OABは二等辺三角形であり、角OABとOBAはどちらも(180-30)÷2=75度になります。
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次の図の角BOCは12個に等分された円の中心角が3つ集まっているので30×3=90度です。
また、辺OBとOCはどちらも円の半径で長さが等しいので、OBCは直角二等辺三角形であり、角OBCとOCBはどちらも45度です。
この問題で求めたいのは次の図の角CBAの大きさなので、答えは45+75=120度になります。
(2)
次の図のように、円の中心Oから六角形ABCDEFの各頂点へ線を引くと、六角形の内部は
・OBCと合同な直角二等辺三角形が3個
・OABと合同な二等辺三角形が3個
に分けられます。
また、下の図の直角二等辺三角形OBCは直角をはさむ2辺の長さが円の半径と同じく10㎝なので、その面積は10×10÷2=50㎠です。
次の図のように、二等辺三角形OABの頂点Bから辺AOへ垂線を引き、辺AOとの交点をGとすると、角OBGは180-(30+90)=60度になります。
つまり、三角形OBGの内角は「30度・60度・90度」となることから、ちょうど正三角形をスパッと半分に切った形であり、辺BGの長さはOBの半分にあたる5㎝になります。
そのとき、二等辺三角形OABの底辺をAOとするとBGは高さにあたるので、OABの面積は10×5÷2=25㎠となります。
以上から、直角二等辺三角形3個の面積は50×3=150㎠、二等辺三角形3個の面積は25×3=75㎠となることが分かったので、求める六角形の面積は150+75=225㎠になります。
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