次の図のように3軒の家が並んでいます。窓の大きさはすべて同じです。窓を除いた壁の面積は、真ん中の家が82.6㎡です。次の問いに答えなさい。ただし、円周率は3.14とします。
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(1) 一番左の家の壁の面積を求めなさい。
(2) 一番左の家の壁の面積は、一番右の家の壁の面積より( )㎡だけ[広い・せまい]です。なお、[ ]内はいずれかを○で囲みなさい。
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(1)
次の図のように、真ん中の家の壁はたて4m、横16mの長方形と、底辺16m、高さ7-4=3mの三角形の2つからできています。
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上の図の長方形の面積は4×16=64㎡、三角形の面積は16×3÷2=24㎡なので、その合計は64+24=88㎡になります。
しかし、この家の壁の面積は82.6㎡なので、窓4か所の面積の合計は88-82.6=5.4㎡、そして窓1か所あたりの面積は5.4÷4=1.35㎡であることが分かります。
一番左にある家の壁は、次の図のようにたて7m、横8mの長方形と、半径が8÷2=4mの半円からできています。
上の図の長方形の面積は7×8=56㎡、半円の面積は4×4×3.14÷2=25.12㎡なので、その合計は56+25.12=81.12㎡です。
また、窓3か所の面積の合計は1.35×3=4.05㎡なので、壁の面積は81.12-4.05=77.07㎡になります。
(2)
次の図のように、一番左の家と一番右の家の高さは等しいので、その高さはどちらも4+7=11mになります。
また、一番右の家は長方形の高さが1+7=8mなので、三角形の高さは11-8=3mであることも分かります。
一番右にある家の長方形の面積は8×9=72㎡、三角形の面積は9×3÷2=13.5㎡、そして窓5か所分の面積は1.35×5=6.75㎡なので、壁の面積は72+13.5-6.75=78.75㎡です。
さっきの問題で、一番左にある家の壁の面積は77.07㎡であることが分かったので、左にある家の壁の面積の方が、78.75-77.07=1.68㎡だけせまいです。
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