次の図のように、正方形ABCDの辺AB、辺BCの上に、角アとイの大きさが等しくなるように点E、Fをとります。また、辺BCの延長線上に点Gがあります。DG=13㎝、DE=13㎝、AE=5㎝のとき、FCの長さは何㎝ですか。
※ 画像はクリックすると拡大します。
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!
次の図の直角三角形AEDとCGDは、どちらも斜辺の長さが13㎝で緑色の辺は正方形の1辺なので、2組の辺の長さが同じです。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
2つの直角三角形を比べたとき、斜辺と他のもう1組の辺の長さが等しければ、その2つの三角形は合同になります。
したがって、上の図の直角三角形AEDとCGDは合同であり、角ADEとCDGの大きさが等しく、辺CGの長さはAEと同じであることも分かります。
※ つまり、辺CGの長さは5㎝。
次の図の角EDFとCDF、角ADEとCDGの大きさはどちらも等しいので、それぞれ◎と☆とします。
すると、角ADFとGDFの大きさはどちらも「◎+☆」と表すことができます。
次の図の辺ADとFGは平行なので、角ADFとDFGの大きさは同じです(錯角の関係)。
したがって、角DFGの大きさもADFと同じく「◎+☆」と表すことができます。
次の図のように、角GDFとGFDの大きさはどちらも「◎+☆」であり等しいので、三角形GDFは辺GDとGFの長さが等しい二等辺三角形です。
また、辺GDの長さは13㎝なので、辺GFの長さも13㎝になります。
つまり、次の図の辺CGの長さは5㎝、FGの長さは13㎝なので、辺FCの長さは13-5=8㎝になります。
PR