球を床に置き、この球の真上から電球で球を照らしました。床から電球までの高さが15㎝、床にできた影が直径16㎝の円になり、影の端の1点から電球までの長さは17㎝でした。この球の半径は何㎝ですか。ただし、電球の大きさは考えないものとします。
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問題文で説明されている場面を図に表してみると次のようになります。また、この問題で求めたいのは下の図の辺OEやOFの長さです。
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次の図の三角形AFCは、角AFCが直角で、3辺の長さの比がAF:FC:AC=15:8:17の直角三角形になっています。
次の図の三角形AEOは、角AEOが直角で角OAEは三角形AFCと共通なので、残りの角AOEの大きさは角ACFと同じです。
つまり、三角形AEOとAFCは相似なので、3つの辺の長さの比はAE:OE:AO=15:8:17になります。
次の図の辺OFとOEはどちらも円の半径なので、辺OEの長さが比の8なら、辺OFの長さも比の8と表すことができます。
そのとき、辺AFの長さは比の17+8=25となるので、AFの長さである15㎝が比の25にあたることが分かります。
比の25が15㎝なら比の1は15÷25=0.6㎝なので、円の半径の長さは0.6×8=4.8㎝です。
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