次の図のような大きな正方形の土地に3mの幅の道路を作って、同じ4つの小さな正方形の土地に区分けしました。道路の面積が117㎡であるとき、もとの大きな正方形の土地の面積は何㎡ですか。
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正方形の真ん中で交わっていた2本の道路を、次の図のように左端と下の方へ寄せてみると、道路は
・黄色のア→たて□m、横3mの長方形
・緑色のイ→1辺3mの正方形
・青色のウ→たて3m、横□mの長方形
の3か所に分けることができます。
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さっき左端へ寄せた黄色い長方形アを、次の図のように左下へパタンと倒してみると、アイウはたて3mの細長い長方形になります。
また、その細長い長方形全体の面積が117㎡なので、横の長さは117÷3=39mです。
上の図の細長い長方形アイウは横の長さが39m、そしてイの部分は横の長さが3mなので、アとウの横の長さはどちらも(39-3)÷2=18mです。
したがって、長方形アを倒す前の正方形の土地は、次の図のように
・道路アイウ→面積は合わせて117㎡
・道路以外の部分を集めたエ→1辺の長さが18mの正方形
となっていることが分かります。
1辺の長さが18mの正方形の面積は18×18=324㎡なので、もとの大きな正方形の土地の面積は117+324=441㎡になります。
【補足】
もとの大きな正方形の土地は1辺の長さが18+3=21mなので、面積は21×21=441㎡になります、という感じで求めてももちろんOKです。
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