忍者ブログ

気まぐれ解説カフェ(仮)

中学受験算数の入試問題を今日もゆるゆる解説中。算数プリントの無料ダウンロードは右横カテゴリ「プリントの無料ダウンロード」からどうぞ。

11/22

Fri

2024

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

07/15

Thu

2010

淑徳与野2010【2】の(3) ☆平面図形・巻きつけた糸の長さを求める☆

次の図は、半径1㎝のコインを、中心が正五角形となるように接して並べ、その周りに糸をかけたものです。糸の長さは何㎝ですか。ただし、円周率は3.14とします。
 
※ 画像はクリックすると拡大します。

syono2-301.png












※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!

 


巻きつけた糸は、大まかに言えば「5本の直線」「5本の曲線」に分けられるのですが、まずは次の図の赤色で表した5本の直線の長さから求めてみます。
 
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。

syono2-302.png













上の図の赤い直線1本の長さは、円の半径2本分の長さと等しいので1×2=2㎝です。
 
それが図形全体に5本あるので、直線の長さの合計は2×5=10㎝になります。


次は下の図の緑色で表した5本の曲線の長さを求めてみると、この5本の曲線をすべてくっつけるとちょうど円が1個できるので、その長さの合計は1×2×3.14=6.28㎝になります。

syono2-303.png












以上から、巻きつけた糸の長さの合計は10+6.28=16.28㎝になります。
 
 
【補足】
 
上の説明で「この5本の曲線をすべてくっつけるとちょうど円が1個できる」と書きましたが、もしかしたら「ホントにちょうど円1個分になるの?」と思う人もいるかもしれませんね。
 
簡単に言えば「だって、1周してるんだから360度、つまり円1個分に決まってるじゃん」で終わりですが、「そんないいかげんな説明で終わらせるな!」と思った人は、次の図を見てください。

syono2-304.png











上の図の赤い角度は正五角形のひとつの内角なので108度、そして青い角度はどちらも長方形の内角なので90度です。
 
したがって、緑色の角度は360-(108+90+90)=72度となり、図形全体でそれが5か所あるので72×5=360度になります。
 
というわけで、緑色の曲線部分を5個くっつけると、ちょうど円が1個完成します。

 
PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

学校名で検索!

「フェリス」、「麻布」などの学校名を入力して検索すると該当記事の一覧が表示されます。 「該当なし」だったらごめんなさいm(_ _)m

最新記事

(12/18)
(12/17)
(12/16)
(12/15)
(12/14)
(12/13)
(12/12)
(12/11)
(12/10)
(12/09)
(12/08)
(12/07)
(12/06)
(12/05)
(12/04)
(12/03)
(12/02)
(12/01)
(11/30)
(11/29)

最新コメント

[11/07 ゆんたく]
[11/07 娘のママ]
[08/18 ゆんたく]
[08/18 NONAME]
[05/17 ゆんたく]
[05/16 グレートマジンガーZ]
[01/15 ゆんたく]
[01/14 NONAME]
[01/14 NONAME]
[01/14 NONAME]

プロフィール



HN:
ゆんたく
性別:
非公開
職業:
たびびと(Lv.4)
趣味:
チェロの演奏
自己紹介:
かつてゆんたくと呼ばれていたゆんたくです。

こんなゆんたくへ何か個人的に連絡したいことがおありでしたら、下記アドレスまでメールにてお願いいたします。

hassysar@gmail.com


カウンター





Copyright © 気まぐれ解説カフェ(仮) : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]