下の図1、図2のように、長方形ABCDの辺CDの上に点Eがあります。点Aと点Eを直線でつなぎ、AEの上にFE=FBとなるような点Fをとると、AEとFBは直角に交わりました。このとき、次の各問いに答えなさい。
(1) 図1のように、FC=5㎝のとき、四角形BCEFの面積は何㎠ですか。
(2) 図2のように、AF=2㎝、FE=4㎝のとき、四角形ABCDの面積は何㎠ですか。
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(1)
次の図のように、四角形BCEFは三角形FBCと三角形FCEの2つからできています。
つまりこの2つの三角形の面積の和を求めてしまえばOKなので、パズル感覚で解決していきます。
まずは次の図のように三角形FCEを切り取り、FEとFBが重なるようにしてくっつけて、三角形FGCを作ります。
これは辺FEと辺FBが同じ長さだからこそできる技ですね。
このとき、下の図の角アと角イの合計はもともと90度だったので、角アと角ウの合計も90度になります。
また、辺FGはもともと辺FCなので、この2つの辺は長さが等しくなっています。
辺FG=辺FC、角GFC=90度ということは、三角形FGCは直角二等辺三角形ですね。
しかも辺FC=5㎝ということも分かっているので、求める面積は5×5÷2=12.5㎠になります。
(2)
これもさっきと同じようにパズル感覚で解ける問題です。
まずは三角形AEDを切り取り、それを次の図のように辺ADと辺BCが重なるようにくっつけると、底辺が2+4=6㎝の平行四辺形ができます。
この平行四辺形の高さにあたる辺FBは辺FEと長さが等しいので4㎝です。
したがって、求める面積は6×4=24㎠になります。
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