次の図の五角形において、ABの長さは( )㎝です。
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次の図のように、五角形ABCDEを包み込むように補助線を書き込み、全体を長方形にしてみると、右上に三角形AEFができます。
この三角形は、角FEAが180-120=60度、角AFEは直角、そして角FAEは180-(60+90)=30度なので、ちょうど正三角形をスパッと半分に切った形になっています。
つまり、辺AEとFEの長さの比は2:1なので、辺FEの長さは7÷2=3.5㎝です。
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次の図の辺FEは3.5㎝、EDは5㎝なので、長方形GCDFのたての長さは3.5+5=8.5㎝です。
したがって、辺GBの長さは8.5-3=5.5㎝になります。
また、上の図の角GABは180-(120+30)=30度、角BGAは直角なので、角GBAは180-(30+90)=60度になります。
つまり、左上にできた三角形GBAも正三角形をスパッと半分に切った形になっているので、辺ABの長さはGBの2倍です。
辺GBは5.5㎝なので、辺ABの長さは5.5×2=11㎝になります。
【補足】
解説の中に出てくる「正三角形をスパッと半分に切った形」を図に表すと、次のようになります。
上の図のように、正三角形ABCを赤い線ADでスパッと半分に切ると、内角が「30度・60度・90度」の三角形が左右に1つずつできます。
また、正三角形の1辺の長さを②とおくと、辺BDとDCの長さはどちらも①と表せます。
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