頂点がOで、母線OAの長さが24㎝、底面の半径の長さが2㎝の円すいがあります。図のように、点Aから側面を一周して母線OAまで来るときの最も短い道のりは何㎝ですか。
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この円すいの展開図は、次のように「側面=半径24㎝のおうぎ形OAB」と「底面=半径2㎝の円」の2つからできています。
また、側面のおうぎ形の中心角の大きさは「360×(底面の円の半径÷母線の長さ)」を計算すれば求められるので、360×(2÷24)=30度になります。
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側面のおうぎ形OABの点Aから、母線OBの辺上に届く最短のルートは、次の図の辺AHのような青い直線になります。
また、この青い線は辺OBに対して垂直に交わるので、三角形OAHの内角である角OAHの大きさは180-(30+90)=60度になります。
つまり、三角形OAHは内角が30度、60度、90度の直角三角形になるので、次の図のように正三角形を縦にスパッと2等分した形であることが分かります。
このとき、上の図の辺AHの長さは辺OAの半分なので、答えは24÷2=12㎝になります。
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