りんご40個が入っている箱、みかん50個が入っている箱、いちご60個が入っている箱があります。このうち、ひとつの箱をあけて、何人かの子供に箱に入っているくだものを同じ個数ずつ配ったところ、3個だけ余りました。子供1人に配られたくだものの個数が2個以上のとき、子供の人数を求めなさい。
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箱をあけたくだものの数を□個、子供の人数を△人、子供1人がもらったくだものの個数を○個とおくと、次の図のように「□個÷△人=○個余り3個」という式に表すことができます。
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上の図の青い□個には「40・50・60」のどれかがあてはまるので、
・□=40個のとき→△×○の答えは40-3=37
・□=50個のとき→△×○の答えは50-3=47
・□=60個のとき→△×○の答えは60-3=57
となります。
また、オレンジ色の△人(割る数)は余りの3よりも大きく、緑色の○個は2以上の数になることも分かっているので、その条件にあてはまる△と○の組み合わせを探してみると、
・△×○=37のとき→37は素数なので1×37しかできない
・△×○=47のとき→47は素数なので1×47しかできない
・△×○=57のとき→57の約数「1・3・19・57」なので3と19が使える
ことが分かります。
つまり、△×○の組み合わせは19×3となることから、子供の人数は19人になります。
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