次の図は、対角線の長さが10㎝の正方形と、正方形の対角線を直径とする円と、正方形の1辺を直径とする半円2つを組み合わせたものです。色がぬられた部分の面積は何㎠ですか。円周率は3.14です。
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次の図のように、アとイの部分をそれぞれウとエに移動してみると、求める面積は「2つの直角二等辺三角形」と「2つの半円」であることが分かります。
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正方形の対角線は10㎝なので、正方形の面積は10×10÷2=50㎠です。
また、正方形の内部は次の図のように対角線で4つの直角二等辺三角形に分割されているので、その直角二等辺三角形1個あたりの面積は50÷4=12.5㎠になります。
つまり、正方形の内部を4等分すると12.5㎠ずつになることが分かったので、次の図の小さな正方形ABCDの面積も12.5㎠になっているはずです。
このとき、下の図の辺ABやADの長さを□㎝とおくと、□×□の答えが12.5となることが分かります。
※ 図の□㎝は、正方形ABCDの1辺であるとともに、半円の半径になっていることがポイント。
次の図の黄色い直角二等辺三角形2つ分の面積は12.5×2=25㎠、そして青い半円2つ分(つまり円1個)の面積は□×□×3.14=12.5×3.14=39.25㎠なので、答えは25+39.25=64.25㎠です。
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