整数Aに20を加えた数と、整数Bに20を加えた数の積は2010です。AとBの積はいくつですか。
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まずは連除法を利用して、2010を素数の積で表してみると、次の図のように2×3×5×67となります。
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整数Aに20を加えたを□、整数Bに20を加えた数を△とおくと、□と△はどちらも20より大きい数になります。
次の図の□と△に「2」、「3」、「5」、「67」をすべて使い、どちらも20より大きくするには、一方に「2×3×5=30」を、そしてもう一方には67をあてはめる場合しかありえません。
整数A+20の答えが30のとき、整数Aは30-20=10になります。
また、整数B+20の答えが67のとき、整数Bは67-20=47になります。
したがって、整数AとBの積は10×47=470になります。
【補足】
2010を2つの数の積で表すと、次の図のように8通りが考えられます。
1×2010
2×1005
3×670
5×402
6×335
10×201
15×134
30×67
この8通りのうち、2つの数がどちらも20より大きくなっているのは「30×67」のときしかないので、整数A+20の答えは30、整数B+20の答えは67としてAとBを求めてもOKです。
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