2つの数の積について、A~Eの5つの式が成り立ちます。このとき、★に入る数を求めなさい。ただし、同じ記号には同じ数が入ります。
A:○×○=2
B:△×△=3
C:5×△=□
D:☆×☆=★
E:○×☆=□-△
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AやBの式を見て「同じ数をかけ合わせて2とか3になる数っていくつ?」なんて考え始めると、もうこの問題は解けません。
まずはCとEの式に注目しながら、その後でDの式に視線を移していきます。
Cの式に「5×△=□」とあることから、□は△5個分と等しいことが分かります。
つまり、Eの式の右辺にある「□-△」は、△5個から△1個を引く計算を表しているので、引き算の後には△が4個残ります。
したがって、Eの式は下の図のように「○×☆=4×△」と書き換えることができます。
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次はさっき変形したEの式「○×☆=4×△」の右辺にできた「4」に注目してみます。
Aの式「○×○=2」を利用して「4」を表すと、4=2×2=○×○×○×○となります。
したがって、Eの式の右辺にある「4」を「○×○×○×○」と入れ替え、ついでに左辺と右辺から「○」を1個ずつ取る(約分みたいな感じ)と、次の図のように「☆=○×○×○×△」という式ができます。
次はDの式「☆×☆=★」の左辺にある2個の「☆」に、それぞれ「○×○×○×△」をあてはめてみると、「○×○×○×△×○×○×○×△=★」という式ができます。
その式を次の図のようにもう少しスッキリさせてみると、左辺にはAの式「○×○=2」が3組とBの式「△×△=3」が1組できるので、「2×2×2×3=★」という形になります。
以上から、★には2×2×2×3=24があてはまります。
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