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2011

横浜女学院2011【3】 ☆数の性質・ある数の約数をかけ合わせた数についての問題☆


記号<A>は、Aの約数をすべてかけた数を表します。たとえば、<4>=1×2×4=8となります。このとき、次の各問いに答えなさい。
 
(1)
<5>×<6>はいくつですか。
 
(2)
<140>は140を何個かけた数ですか。
 
(3)
<100>÷<50>はいくつですか。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!



(1)
5の約数は1と5だけなので、<5>=1×5=5となります。
 
また、6の約数は「1・2・3・6」なので、<6>=1×2×3×6=36になります。
 
したがって、<5>×<6>=5×36=180です。
 
 
(2)
140の約数を小さい順に書き出してみると「1・2・4・5・7・10・14・20・28・35・70・140」の12個になります。
 
その12個を、次の図のように「A×B」の答えが140になるようなペアにしてみると、「1×140」、「2×70」、「4×35」、「5×28」、「7×20」、「10×14」の6組できます。
 
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。


aee45463.png













したがって、<140>は140を6個かけ合わせた数になります。
 
 
(3)
まずは100と50の約数をそれぞれ小さい順に書き出してみると、
 
・100の約数→1・2・4・5・10・20・25・50・100
・50の約数→1・2・5・10・25・50
 
となります。
 
<100>÷<50>は、次の図のように100の約数を分子、50の約数を分母において計算すればOKなので、分子と分母で同じ数を約分すると、分母はすべて1になり、分子に「4」、「20」、「100」の3つが残ります。


yokojo302.png




以上から、<100>÷<50>の答えは4×20×100=8000になります。

 
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