A、B、Cはどれも2以上の整数で、AはBより小さく、BはCより小さいとします。A×B×C=770となるA、B、Cの組は( )通りあります。
※ 解説を見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!
整数を積で表す問題なので、まずは770がどんな素数で成り立っているのかを確認するため、次の図のように素因数分解(逆向きの割り算)をしてみます。
※ 画像はクリックすると拡大します。
上の図から、770を素数の積で表すと「2×5×7×11」となることが分かったのですが、この問題には「3つの数の積で表す」という条件があります。
そこで、「2」「5」「7」「11」という4つの数のうちのどれか2つをかけ合わせれば数が3つに減ることをうまく利用しながら、次のように組み合わせを考えていきます。
【Aに2をあてはめる場合】
・A→2、B→5、C→7×11=77
・A→2、B→7、C→5×11=55
・A→2、B→11、C→5×7=35
【Aに5をあてはめる場合】
・A→5、B→7、C→2×11=22
・A→5、B→11、C→2×7=14
【Aに7をあてはめる場合】
・A→7、B→2×5=10、C→11
Aに2×5=10をあてはめると残りは「7」と「11」だけになってしまい、Aが最も小さいという条件にあてはまらなくなるので、答えは3+2+1=6通りになります。
PR