花子さんの財布には100円玉3枚、50円玉2枚、10円玉15枚が入っていました。最初のお店で340円分の文房具をちょうどの金額を払って買ったら財布には100円玉( ア )枚、50円玉( イ )枚、10円玉( ウ )枚が残りました。次のお店で150円のお菓子を買おうとしましたが、財布に入っている硬貨ではちょうどの金額は払えませんでした。このとき、文中の( )にあてはまる数をそれぞれ答えなさい。
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花子さんの最初の所持金は100×3+50×2+10×15=550円なので、文房具代の340円を支払った後の残りは550-340=210円になります。
そのとき、もし花子さんが50円玉を1枚でも持っていたら150円をちょうど払えてしまうので、まずは次の図のように、文房具を買うときに50円玉を2枚とも使ってしまいます。
また、文房具代の340円のうち「40円」は10円玉4枚を使って支払うしかないので、文房具代の残りはあと340-140=200円になります。
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もし文房具代の残り200円を100玉2枚で支払うと、10円玉が5枚以上残って「50円」が作れてしまうので、次の図のように100円玉1枚と10円玉10枚を使って残りの200円を支払います。
すると、上の図のように残りは100円玉2枚と10円玉1枚なので、お菓子代の150円をちょうど支払うことができなくなります。
以上から、アには2、イには0、そしてウには1がそれぞれあてはまります。
【補足】
550-340=210円の中に50円玉1枚や10円玉5枚が残っていたらダメなんだから、100円玉2枚と10円玉1枚の組み合わせしかありえないじゃん、という大ざっぱな発想でも答えにたどり着けます。
その説明でみんなが理解できるなら話は早いのですが、現実はそれほど甘くないです。
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