2007+2008×2009×2010-2011を7で割ったときの余りを求めなさい。
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意地と気合と根性で「2008×2009×2010」の計算にチャレンジするのもひとつの方法ですが、それだと他の問題を解くのに必要な時間が足りなくなってしまうので、計算の工夫を利用して余りを求めます。
2007+2008×2009×2010-2011を7で割ったときの余りを求めるには、
① 2007を7で割ったときの余りを求める
② 2008×2009×2010を7で割ったときの余りを求める
③ 2011を7で割ったときの余りを求める
④ ①と②の余りを足し、そこから③の余りを引く
という流れで計算を進めればOKです(次の図参照)。
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「2008×2009×2010」の中にある2009は、2009÷7=287となることから分かるように7の倍数です。
かけ算のどこか1か所に7の倍数が混ざっていれば、そのかけ算の答えも7の倍数になるので、2008×2009×2010の答えは7の倍数(つまり7で割り切れる数)になります。
また、2007÷7=286余り5、2011÷7=287余り2なので、次の図のようにして3か所の余りの部分だけ計算して答えを求めてみると、5+0-2=3になります。
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