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2011

ラ・サール2011【2】の(3) ☆時計算・長針が短針に追いつくまでの時間を利用する☆

時計が今2時何分かを指しています。そして、4分30秒後には、今の短針の位置に長針が来ます。今、2時何分ですか。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!

 

2時ちょうどのときは、次の図のように長針Aと短針Bとの間の角度は30×2=60度になっています。
 
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。

las2-301.png












次の図は、長針がAからCへ、短針がBからDへそれぞれ移動して、長針がCからDの位置へ進むまでにあと4分30秒=4.5分かかるときの様子を表しています。
 
長針CはDの位置まで1分間に6度ずつ進んで4.5分後に到着するので、次の図の角CODの大きさは6×4.5=27度です。

las2-302.png













2時ちょうどのときの長針と短針が作る角度は60度、あと4分30秒で長針が短針の位置まで進むときの角度は27度なので、「2時ちょうど」から「2時□分」までの間に、長針と短針が作る角度の差は60-27=33度縮まったことが分かります。

las2-303.png







長針は1分間に6度ずつ、短針は1分間に0.5度ずつ進むので、2つの針が作る角度は1分間に6-0.5=5.5度ずつ縮まります。
 
つまり、上の左側の図から右側の図の状態になるまでに33÷5.5=6分かかるので、答えは2時ちょうどの6分後、つまり2時6分になります。

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