10を0より大きい3つの整数に分ける分け方は、(1・1・8) 、(1・2・7) 、(1・3・6) 、(1・4・5) 、(2・2・6) 、(2・3・5) 、(2・4・4) 、(3・3・4)の8通りあります。20を0より大きい3つの整数に分ける分け方は( )通りあります。
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問題文を読むと、どの組み合わせもカッコの中は3つの数が左から小さい順に並んでいることが分かります。
そこで、次の図のようにいちばん左の数を1、真ん中の数を□、そして右側の数を△とおき、「1+□+△」の合計が20になる場合(ただし1≦□≦△とする)を考えてみると、
・□と△の和は20-1=19
・左端の数が1なので、□には1以上の数があてはまる
・19÷2=9余り1なので、□には9以下の数があてはまる
・△には20から1と□にあてはめた数を引いた残りがあてはまる
となることから、合計が20となる(1・□・△)の組み合わせは、□に1から9のいずれかをあてはめた場合の9通りであることが分かります。
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次の図のように、いちばん左の数が2と3の場合もそれぞれ何通りできるか考えてみると、
・左端が2なら、□と△の和は20-2=18
・18÷2=9なので、□には2以上9以下の数があてはまる
・左端が3なら、□と△の和は20-3=17
・17÷2=8余り1なので、□には3以上8以下の数があてはまる
となることから、(2・□・△)の組み合わせは□に2から9のいずれかをあてはめた場合の8通り、(3・□・△)の組み合わせは□に3から8のいずれかをあてはめた場合の6通りとなります。
次の図のように、いちばん左の数が4と5の場合は、
・左端が4なら、□と△の和は20-4=16
・16÷2=8なので、□には4以上8以下の数があてはまる
・左端が5なら、□と△の和は20-5=15
・15÷2=7余り1なので、□には5以上7以下の数があてはまる
となることから、(4・□・△)の組み合わせは□に4から8のいずれかをあてはめた場合の5通り、(5・□・△)の組み合わせは□に5から7のいずれかをあてはめた場合の3通りです。
次の図のように、いちばん左の数が6と7の場合は、
・左端が6なら、□と△の和は20-6=14
・14÷2=7なので、□には6または7のどちらかがあてはまる
・左端が7なら、□と△の和は20-7=13
・13÷2=6余り1となるが、□は左端の数である7以上でなければダメ
となることから、(6・□・△)の組み合わせは□に6または7のどちらかをあてはめた場合の2通り、そして(7・□・△)の組み合わせは□が6以下になってしまうため作れないことが分かります。
以上から、合計が20となる3つの数の組み合わせは、全部で9+8+6+5+3+2=33通りになります。
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