次の図のように、三角形ABCの中に1辺の長さが等しい正五角形と正八角形があります。このとき、角Aの大きさは( )度です。
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まずは正五角形と正八角形のひとつの内角の大きさをそれぞれ求めてみると、
・正五角形のひとつの内角→180×(5-2)÷5=108度
・正八角形のひとつの内角→180×(8-2)÷8=135度
となります。
また、この正五角形と正八角形は1辺の長さが等しいので、次の図の三角形DEFは、辺DEとDFの長さが等しい二等辺三角形であることも分かります。
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上の図の角EDGは正五角形のひとつの内角なので108度、角FDGは正八角形のひとつの内角なので135度です。
したがって、角EDFの大きさは360-(108+135)=117度となるので、角DEFとDFEの大きさはどちらも(180-117)÷2=31.5度になることも分かります。
次の図のように、正五角形の中に赤い直線EHを引くと、DEHGは等脚台形になります。
また、等脚台形なら角GDEとHEDの大きさの和が180度になるので、角HEDの大きさは180-108=72度、そして角HEFの大きさは72+31.5=103.5度になります。
次の図の辺EHとACは平行なので、角BEHとEACは同位角の関係になります。
つまり、角BEHとEACの大きさは等しいので、角EACの大きさは180-103.5=76.5度です。
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