次の図のような円形の時計があります。その文字盤には、円周を60等分した「分」を表す目盛りがあります。
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(1)
次の時刻のうち、短針、長針がともに目盛りを指している場合をすべて選び、番号で答えなさい。
① 午前0時15分 ② 午前2時36分 ③ 午前4時44分
④ 午前8時03分 ⑤ 午前10時12分
さらに、一定の速さで回転する第3の針(秒針ではない)を考えます。この針の回転と中心の向きは、時計の針と同じです。次の問いに答えなさい。
(2)
午前のある時刻に、第3の針がある目盛りを指していました。このとき、第3の針から、短針は反時計回りに12番目の目盛りを、長針は時計回りに12番目の目盛りをそれぞれ指していました。この時刻は午前何時何分ですか。
(3)
その後、12時間以内のある時刻に、第3の針がある目盛りを指していました。このとき、第3の針から、短針は時計回りに12番目の目盛りを、長針は反時計回りに12番目の目盛りをそれぞれ指していました。この時刻は午前何時何分ですか。
(4)
(2)の時刻から(3)の時刻の間に第3の針が短針を10回追い越したとすると、第3の針が1回転するのにかかる時間は何分何秒ですか。
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(1)
①から⑤はすべて長針が目盛りを指していることは間違いないので、あとは短針のことだけを調べていけばOKです。
「分」の目盛りは1周360度を60等分しているので、目盛りの間隔は360÷60=6度ずつになっています。
また、短針は1分間で30÷60=0.5度ずつ進むので、短針の動いた角度が6の倍数であればちょうど目盛りを指していることになります。
例えば①の午前0時15分の場合、短針は0時のときから0.5×15=7.5度動きましたが、それは6の倍数ではないので目盛りを指してはいません。
②から⑤も同じように調べてみると、
② 0.5×36=18度→6の倍数なのでOK
③ 0.5×44=22度→6の倍数ではないのでダメ
④ 0.5×3=1.5度→6の倍数ではないのでダメ
⑤ 0.5×12=6度→6の倍数なのでOK
となることから、答えは②と⑤の2つになります。
(2)
短針がちょうど目盛りを指しているのは0分、12分、24分、36分、48分のときだけなので、その5通りの中で条件にあてはまるものを見つけていきます。
例えば「0分」のときで考えてみると、次のような図になります。
※ 図の青色は短針、オレンジ色は長針、緑色は第3の針を表しています。

上の図の長針と短針の目盛りをそのまま読むと「0時24分」になりますが、「00分」以外のときに短針が0時ちょうどを指しているのはおかしいのでダメです。
次は短針が12個目の目盛りを指しているときを考えてみると、下の図のように「2時36分」と読めます。
ただ、短針は60分で5目盛り、つまり12分で1目盛りずつ進むはずなのに、下の図だと短針は「2時」の位置から2目盛りしか進んでいません。
36分なら「2時」の位置から36÷12=3目盛り進んでいるはずなので、この図も間違いだと分かります。

次は短針が24個目の目盛りを指しているときを考えてみると、下の図のように「4時48分」と読めます。
このとき、短針は「4時」の位置からちょうど48÷12=4目盛りの位置に来ているので、この図はバッチリOKです。

以上から、答えは午前4時48分になります。
(3)
さっきの問題と同じように、短針がちょうど0分、12分、24分、36分、48分の目盛りを指しているときの中から条件にあてはまるものを見つけていきます。
次の図は短針が「0分」と「12分」の位置を指しているときの図です。
短針が「0分」の位置を指している図は「0時36分」と読み取れますが、36分なら短針は「0時」の位置から36÷12=3目盛り進んでいなければおかしいのでアウトです。
また、短針が「12分」の位置を指している図は「2時48分」と読み取れますが、48分なら短針は「2時」の位置から48÷12=4目盛り進んでいるはずなのでこちらもダメです。

次の図は短針が「24分」と「36分」の位置を指しているときの図です。
短針が「24分」の位置を指している図は「4時00分」と読み取れますが、00分なら短針はちょうど「4時」の位置にいるはずなのでダメです。
一方、短針が「36分」の位置を指している図は「7時12分」と読み取れますが、この図は短針が「7時」の位置からちょうど12÷12=1目盛り進んでいるのでOKです。

以上から、答えは午前7時12分になります。
(4)
午前4時48分から7時12分までは、7時12分-4時48分=2時間24分=144分間あります。
その間、短針は「24分」の位置から「36」分の位置までしか動かないので、第3の針が4時48分のときにいる「36分」の位置からちょうど10周したとき、短針を10回追い抜いたことになります。

しかし実際には次の図のように、第3の針は7時12分の時点で「36分」の位置からさらに48目盛り進んだ「24分」の地点まで来ていました。

つまり、第3の針は4時48分から7時12分までの144分間に、
・短針を10回追い抜いた→60×10=600目盛り進んだ
・さらに「36分」から「24分」までの48目盛り進んだ
ことから、全部で600+48=648目盛り進んだことになります。
また、144分間で648目盛りなら、1分間で648÷144=4.5目盛り進むことも分かります。
そのペースで1周分(つまり60目盛り)進むのにかかる時間は、60÷4.5=13と3分の1分、つまり13分20秒になります。
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