1辺の長さが3㎝の正方形の紙を次の図のように、すべてののりしろが同じ大きさの正方形となるように重ねていきます。図の青い線で囲まれた図形について、次の問いに答えなさい。
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(1)
のりしろの1辺の長さが1㎝のとき、この紙を5枚重ねてできる図形のまわりの長さは何㎝ですか。
(2)
のりしろの1辺の長さが1㎝のとき、この紙を何枚重ねると図形のまわりの長さが100㎝になりますか。
(3)
この紙を10枚重ねてできる図形のまわりの長さが66㎝となるには、のりしろの1辺の長さを何㎝にすればいいですか。
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(1)
1辺3㎝の正方形の紙のまわりの長さは3×4=12㎝なので、次の図のようにその5枚を横に並べてみると、まわりの長さの合計は12×5=60㎝になります。
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その紙を次の図のように5枚つなげるときは、のりしろが5-1=4か所できるため、まわりの長さはさっきの60㎝に比べてのりしろの分だけ短くなります。
のりしろの1か所のまわりの長さは1×4=4㎝、上の図にはそれが4か所あるので全部で4×4=16㎝です。
したがって、のりしろを1㎝にして5枚つなげたときのまわりの長さは、60-16=44㎝になります。
(2)
まずは次の図を利用して、紙を1枚増やすごとにまわりの長さがどのように変化していくのかを確認してみると、
・1枚のとき→3×4=12㎝
・2枚のとき→12×2-4×1=20㎝
・3枚のとき→12×3-4×2=28㎝
となることから、正方形の紙を1枚付け足すごとに、まわりの長さは8㎝ずつ増えることが分かります。
まわりの長さが100㎝になったとき、1枚だったときに比べてまわりの長さが100-12=88㎝増えました。
88÷8=11なので、まわりの長さが100㎝になるのは、最初の1枚に正方形の紙を11枚つなげたときだと分かります。
以上から、答えは全部で1+11=12枚になります。
(3)
正方形の紙10枚分のまわりの長さの合計は12×10=120㎝なので、のりしろの長さの合計は120-66=54㎝になります。
のりしろは全部で10-1=9か所あるので、1か所あたりのまわりの長さは54÷9=6㎝です。
のりしろも正方形なので、その1辺の長さは6÷4=1.5㎝になります。
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