針金を折り曲げて、たてと横の長さの比が1:5の長方形Aを作りました。次に、同じ長さの針金でたてと横の長さの比が4:5の長方形Bを作ると、Bの面積はAの面積の何倍ですか。
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!
とりあえず問題文の通りに、たてと横の長さの比が1:5と4:5になる長方形を次の図のようにかいてみると、同じ針金を使ったはずなのに、周りの長さは明らかにBの方がAより長くなってしまいます。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
同じ針金で長方形を2つ作ったのだから、その2つの長方形の周りの長さはもちろん、たてと横の長さの和だって等しいはずです。
そこで次の図のように、2つの長方形のたてと横の長さの和を、1+5=6と4+5=9の最小公倍数である18にそろえてみると、
・長方形Aのたてと横の長さの比は3:15
・長方形Bのたてと横の長さの比は8:10
と表せることが分かります。
つまり、この2つの長方形を図に表すと次のようになるので、長方形Aの面積は3×15=45、そしてBの面積は8×10=80となります。
したがって、Bの面積はAの80÷45=
9分の16倍です。
PR