次の図で、四角形ABCDは正方形、曲線は円の一部、三角形CEDは二等辺三角形である。このとき、図の角ア~エの大きさをそれぞれ求めなさい。
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【角アの大きさの求め方】
次の図の辺CDは二等辺三角形CDEの1辺であるとともに正方形ABCDの1辺でもあるので、辺CDはCEとBCのどちらとも同じ長さです。
つまり、辺BCとCEの長さも等しいので、三角形CBEは二等辺三角形であることが分かります。
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上の図の角BCEの大きさは90+40=130度なので、角EBCとCEBの大きさは、どちらも(180-130)÷2=25度です。
次の図の角ACBは直角二等辺三角形ABCのひとつの内角なので45度、そして角FBCの大きさは25度なので、角アの大きさは180-(25+45)=110度になります。
【角イの大きさの求め方】
次の図の辺BC、GB、GCはどれもおうぎ形の半径で長さが等しいので、GBCは正三角形であることが分かります。
つまり、角GBCは60度なので、角ABGの大きさは90-60=30度になります。
次の図の辺BAとBGもおうぎ形の半径で長さが等しいため、BAGは二等辺三角形です。
角ABGの大きさは30度なので、角BAGとBGAの大きさはどちらも(180-30)÷2=75度になります。
上の図の辺ABとDCは平行なので、角BAGとDHGは錯角の関係になります。
したがって、角イの大きさは角BAGと同じく75度です。
【角ウの大きさの求め方】
次の図の三角形CDEは辺CDとCEの長さが等しい二等辺三角形なので、角CDEとCEDの大きさはどちらも(180-40)÷2=70度です。
また、次の図の三角形CBEも二等辺三角形であり、角CBEとCEBの大きさはどちらも25度であることが分かっています。
角CEDの大きさは70度、角CEBの大きさは25度なので、角ウの大きさは70-25=45度になります。
【角エの大きさの求め方】
次の図の青い角HIJは三角形ICEの外角なので、その大きさは40+25=65度です。
また、角IHJはDHAの対頂角なので75度であることもすぐに分かります。
次の図の角エは三角形HIJの外角なので、その大きさは65+75=140度になります。
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