えんぴつ3本とマーカー2本は同じ値段です。はさみ2個とえんぴつ9本は同じ値段です。ノート2冊とえんぴつ7本は同じ値段です。ホチキス3個とはさみ5個は同じ値段です。消しゴム21個とホチキス5個は同じ値段です。消しゴム1個とえんぴつ1本の値段の差は66円です。えんぴつ1本は( )円、この6種類の文房具を1つずつ買うと、合計は( )円です。
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「比の内項と外項の積は等しい」ことを利用して、まずは次のように3組の比を求めてみます。
・えんぴつ×3=マーカー×2なので、えんぴつ:マーカー=2:3
・はさみ×2=えんぴつ×9なので、はさみ:えんぴつ=9:2
・ノート×2=えんぴつ×7なので、ノート:えんぴつ=7:2
これらの3つの比は、次の図のようにどれもえんぴつの値段を表す比が「2」でそろっているので、えんぴつ:マーカー:はさみ:ノート=2:3:9:7となることが分かります。
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また、ホチキス3個とはさみ5個が同じ値段なので、ホチキスとはさみの値段の比は5:3となるのですが、さっき求めた比だとはさみの値段は「9」なので、次の図のように5:3を3倍して比をそろえてみます。
すると上の図のように、はさみの値段の比が9のとき、ホチキスの値段の比は15と表せることが分かるので、えんぴつ:マーカー:はさみ:ノート:ホチキス=2:3:9:7:15となります。
消しゴム21個とホチキス5個は同じ値段なので、消しゴムとホチキスの値段の比は5:21となるのですが、さっきそろえた比だとホチキスの値段は「15」なので、次の図のようにホチキスの値段の比が21と15の最小公倍数である105になるようにそろえてみます。
上の図から、6種類の文房具の値段の比は、えんぴつ:マーカー:はさみ:ノート:ホチキス:消しゴム=14:21:63:49:105:25となることが分かりました。
えんぴつと消しゴムの比の差は25-14=11なので、それが値段の差である66円にあたります。
つまり、比の1は66÷11=6円なので、えんぴつ1本の値段は6×14=84円です。
また、6種類の文房具の値段の比を足すと14+21+63+49+105+25=277となるので、6種類の文房具を1つずつ買ったときの値段の合計は6×277=1662円になります。
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