ある店がメロンを1個680円で何個か仕入れました。最初に15%の利益を含んだ値段で売ったところ半分が売れ残りました。次に利益を10%に下げたところ、売れ残ったうちの半分が売れました。最後は残りすべてを2個ずつのセットにして分けることができ、1セット1460円にしたところ、売り切れました。全体の利益は19320円でした。仕入れたメロンの個数を求めなさい。
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まずは3種類の値段で売ったときの1個あたりの利益をそれぞれ求めてみます。
最初は仕入れ値の15%の利益を見込んで売ったので、1個あたりの利益は680×0.15=102円になります。
次は仕入れ値の10%の利益を見込んで売ったので、1個あたりの利益は680×0.1=68円になります。
最後は2個セット1460円で売ったので、1個あたりの売り値は1460÷2=730円、そして1個あたりの利益は730-680=50円になります。
また、仕入れたメロンの個数全体を1とおくと、最初の売り値のときは半分売れたので0.5、次は残りの半分売れたので0.5÷2=0.25、そして最後はすべてを売り切ったので0.5-0.25=0.25と表せます。
このとき、3種類の値段で売った個数の比は、最初:次:最後=0.5:0.25:0.25=2:1:1となるので、全体の利益である19320円は次の図のように表すことができます。
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売れた個数の比が最初:次:最後=2:1:1なので、とりあえず最初の値段で2個、次の値段で1個、最後の値段で1個売れたとすると、そのときの利益の合計は102×2+68+50=322円になります。
実際の利益の合計である19320円は322円の19320÷322=60倍なので、さっきの「2個+1個+1個セット」が60組売れれば利益の合計がちょうどピッタリになることが分かります。
以上から、仕入れたメロンの個数の合計は(2+1+1)×60=240個になります。
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