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10/09

Sat

2010

慶応普通部2010【5】 ☆比・線分図を利用して解く☆

カードを兄、弟、妹で分けたところ、枚数の比は8:7:5となりましたが、兄が妹に6枚、弟に何枚かあげたので、兄と弟の枚数が等しくなりました。さらに、弟は兄からもらったカードに9枚を加えて妹にあげたので、弟と妹の枚数が等しくなりました。カードは全部で何枚ありますか。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!

 

カードをやり取りする前、3人のカードの枚数比は兄:弟:妹=8:7:5なので、それぞれのカードの枚数は次のような線分図に表すことができます。
 
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。

keifu501.png






【1回目のやり取りの後】
 
1回目のやり取りでは、兄が妹に6枚、弟に何枚かあげたので、兄と弟の枚数が等しくなりました。
 
このときに兄が弟へ渡したカードの枚数を□枚とおくと、1回目のやり取りを終えたときの3人のカードの枚数の関係は次のような線分図に表せます。

keifu502.png





上の図の黄色い部分が兄と弟の最初の枚数差である⑧-⑦=①にあたるので、比の①は□枚+6枚+□枚と表すことができます。
 
 
【2回目のやり取りの後】
 
2回目のやり取りでは、弟が兄からもらったカードである□枚に9枚を加えて妹にあげたので、弟と妹の枚数が等しくなりました。
 
そのとき、下の図の緑色の部分が弟と妹の最初の枚数差である⑦-⑤=②にあたるので、比の②は□枚+6枚+9枚+9枚=□枚+24枚と表すことができます。

keifu503.png





比の①は□枚+□枚+6枚なので、次の図のようにそれを2本つなげると比の②になります。
 
また、比の②は□枚+24枚と表せることも分かっているので、下の図の黄色い部分の合計は24枚であることが分かります。

keifu504.png




つまり□枚が3つと6×2=12枚で24枚になるので、□枚3つ分の合計は24-12=12枚、そして□枚1つ分は12÷3=4枚になります。
 
比の①は□枚+□枚+6枚=4+4+6=14枚、そして3人のカードの枚数の合計は比の⑧+⑦+⑤=⑳にあたるので、答えは14×⑳=280枚になります。

 
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