540㎞離れたA地点からB地点まで、高速道路を利用して車で移動しました。車は1リットルのガソリンで12㎞走ることができます。車は時速80㎞で走り、途中、30分の休憩を2回とりました。次のグラフは、車がA地点を9時に出発してからの時間と車に残っているガソリンの量の関係を表したものです。
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(1)
はじめに休憩をとったとき、車に残っていたガソリンは何リットルですか。
(2)
途中、ガソリンを入れたのは何時何分ですか。
(3)
B地点に着いたとき、車に残っていたガソリンは何リットルですか。
(4)
B地点に着いたのは、何時何分ですか。
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(1)
次のグラフの青い部分は、9時から10時30分までの1.5時間を表しています。
その間に車は時速80㎞で進み続けるので、走行距離は80×1.5=120㎞になります。
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車は12㎞進むごとにガソリンを1リットルずつ消費するので、120㎞走った場合は120÷12=10リットルのガソリンが必要になります。
したがって、最初に休憩をとったときのガソリンの残量(上のグラフの赤い□)は、50-10=40リットルになります。
(2)
10時30分に最初の休憩地点へ到着した車は、次のグラフのように30分休憩してから次の休憩地点に向けて11時ちょうどに出発し、ガソリンを40-25=15リットル使って走行しました。
ガソリン15リットル分の走行距離は12×15=180㎞、その距離を時速80㎞で進むのにかかる時間は180÷80=2.25時間=2時間15分なので、車が次の休憩地点に到着した時刻は11時+2時間15分=13時15分です。
ただし、ガソリンを入れたのは上のグラフの赤い点線の部分(2回目の休憩を終えたとき)なので、答えは13時15分+30分=13時45分になります。
(3)
次のグラフの青い部分の走行距離は120㎞、黄色い部分の走行距離は180㎞なので、13時45分に休憩地点を出発するとき、B地点までの残りは540-(120+180)=240㎞になっています。
240㎞を走行するのに必要なガソリンの量は240÷12=20リットルなので、B地点に着いたときのガソリンの残量(上のグラフの赤い□)は50-20=30リットルになります。
(4)
次のグラフのように、車は13時45分に2回目の休憩を終えて、B地点までの240㎞を走行します。
この車は240㎞を進むのに240÷80=3時間かかるので、B地点に到着したときの時刻は13時45分+3時間=16時間45分になります。
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