A、B、Cの3人でパーティーをしました。Aはケーキを、Bは飲み物を、Cはお菓子を買ってきました。ケーキの代金は、飲み物代とお菓子代を合わせた金額と同じでした。パーティーの終了後、3人の支払う金額が等しくなるように、B、Cの2人がそれぞれAに240円渡しました。このパーティーでは、1人あたり何円かかりましたか。
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3人の支払う金額が等しくなるように、BとCはAに同じ金額を払ったことから、Bの飲み物代とCのお菓子代はもともと等しかったことが分かります。
※ もしBの飲み物代とCのお菓子代が違っていたら、Aに同じ金額を支払った後もその差は変わらず、3人の支払った金額がそろうことはあり得ないから。
また、Aのケーキ代は飲み物代とお菓子代の合計と等しいので、飲み物代とお菓子代をそれぞれ①とおくと、ケーキ代は①+①=②と表すことができます。
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上の図だとAの支払った額がBやCの2倍で不公平なので、次の図のようにBとCはAに240円ずつあげました。
すると、Aの支払った額はさっきよりも240×2=480円減るので、次の図のように3人の支払った額がそろいました。
つまり、次の図の赤い矢印部分である240+480=720円が、比の②-①=①にあたるので、飲み物代とお菓子代はそれぞれ720円、そしてケーキ代は720×②=1440円であることが分かります。
パーティー代の合計は1440+720×2=2880円なので、1人あたりの費用は2880÷3=960円になります。
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