ある工場では部品Aが5個と部品Bが3個とで製品が1個できます。最初に部品Aと部品Bの個数の比は9:5でした。どちらかの部品がなくなるまで製品を作ったら、どちらかの部品だけが56個余りました。製品は何個できましたか。
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製品を作るために使う部品の個数の比は、A:B=5:3と表せます。
最初にある部品の個数の比はA:B=9:5なので、まずはこの2つの比のBをそろえて(別にAでもかまいません)、2つの比をならべてみます。
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上の赤いわくの中を見比べてみれば分かるように、最初にある部品B(比の15)をすべて使ったとき、部品Aはまだ27-25=2残っています。
この比の2が部品の余りである56個にあたるので、比の1は56÷2=28個だと分かります。
製品を作るのに使った部品Bの数は、28×15=420個です。
製品1個を作るのに部品Bを3個ずつ使うので、完成する製品の数は、420÷3=140個になります。
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