姉と妹が持っていた本の冊数の比は9:5でした。妹が姉から45冊の本をもらったので、姉と妹の本の冊数の比は3:5になりました。姉がはじめに持っていた本の冊数を求めなさい。
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姉と妹の間で本をやり取りしただけなので、2人が持つ本の冊数の合計は変わらないはずです。
しかし、姉が妹へ本をあげる前の比の合計は9+5=14、あげた後の比の合計は3+5=8のように、やり取りの前後で比の合計が違っているので、比の合計を14と8の最小公倍数である56にそろえてみると、
・あげる前の比である「9:5」→4倍すると36:20
・あげた後の比である「3:5」→7倍すると21:35
となります(次の図参照)。
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上の図を見れば分かるように、姉の比は36-21=15減り、妹の比は35-20=15増えたので、比の15が姉から妹へ渡された45冊にあたります。
比の15が45冊なら比の1は45÷15=3冊、そして姉がはじめに持っていた本の冊数の比は36なので、答えは3×36=108冊になります。
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