次の図はある立体の展開図です。数字は各辺の長さで、単位はm(メートル)です。
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(1)
この立体の体積(容積)を求めなさい。答えは小数で答えなさい。
(2)
アの面を底にして、この立体に高さ0.5mまで水を静かに入れました。このとき水にぬれたのはどの部分ですか。展開図に斜線で示しなさい。
(3)
(2)の水の体積を求めなさい。答えは分数で答えなさい。
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(1)
展開図を組み立ててみると、次の図のような立方体を対角線で2等分した三角柱ができます。
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1辺の長さが1mの立方体の体積は1×1×1=1㎥なので、この三角柱の体積は1÷2=0.5㎥になります。
(2)
この三角柱をアの面を底面にして置き、水を深さ0.5mまで入れると、次のような図になります。
上の図で水にぬれているのは、
・アのすべての面
・アの右横にある正方形の半分
・アの左横にある長方形の半分
・2つの三角形の底辺から0.5m分
なので、そのすべての面を斜線で塗りつぶすと次のような図になります。
※ 同じ長さの辺には「○」とか「△」みたいな記号をつけて採点者にアピールしといた方がいいと思います。
(3)
水を深さ0.5mまで入れた立体を三角形の面から見ると、次の図のA~Dのような4つの小さな直角二等辺三角形に分けることができます。
上の図で、水が入っている部分には3つの直角二等辺三角形があるので、その体積は全体の4分の3にあたることが分かります。
したがって、水の体積は0.5×4分の3=8分の3㎥になります。
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