5円、10円、50円、100円の硬貨がたくさんあります。150円を支払うときに、使わない硬貨があってもよいとすると支払いかたは何通りありますか。
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「なるべく金額の大きな硬貨を優先して使う」というルールで150円になる組み合わせを作っていくと、最初は「100円玉1枚+50円玉1枚」の組み合わせになります。
また、100円玉1枚はそのまま使うことにして、50円玉1枚を10円玉や5円玉に両替する方法は、次の図のように
・10円玉を5枚使う
・10円玉を4枚使い、残りは5円玉で払う
・10円玉を3枚使い、残りは5円玉で払う
・10円玉を2枚使い、残りは5円玉で払う
・10円玉を1枚使い、残りは5円玉で払う
・10円玉を0枚使い、残りは(というか全部)5円玉で払う
の6通りが考えられます。
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つまり上の図のように、100円玉を1枚使った場合、残りの50円の作り方は1+6=7通りあることが分かります。
100円玉以外の3種類の硬貨で150円を作る方法は、大きく分けて「50円玉を3枚使う」、「50円玉を2枚使う」、「50円玉を1枚使う」、「50円玉を1枚も使わない」の4パターンがあります。
その中で50円玉を3枚使う場合の作り方はどう考えても1通りしかありません。
また、3枚ある50円玉のうちの1枚を10円玉や5円玉に両替する方法は、次の図のように
・10円玉を5枚使う
・10円玉を4枚使い、残りは5円玉で払う
・10円玉を3枚使い、残りは5円玉で払う
・10円玉を2枚使い、残りは5円玉で払う
・10円玉を1枚使い、残りは5円玉で払う
・10円玉を0枚使い、残りは(というか全部)5円玉で払う
の6通りが考えられます。
※ 「100円玉1枚+50円玉1枚」の50円玉を両替するときと条件が同じなので、さっきの図とほとんど一緒ですね。
50円玉を1枚使う場合、残りの100円を10円玉と5円玉の組み合わせで作る方法は、次の図のように
・10円玉を10枚使う
・10円玉を9枚使い、残りは5円玉で払う
・10円玉を8枚使い、残りは5円玉で払う
(めんどくさいので中略)
・10円玉を2枚使い、残りは5円玉で払う
・10円玉を1枚使い、残りは5円玉で払う
・10円玉を0枚使い、残りは(というか全部)5円玉で払う
の11通りが考えられます。
また、50円玉を1枚も使わない場合、残りの150円を10円玉と5円玉の組み合わせで作る方法は「10円玉を15枚使う」から「10円玉を0枚使う」までの16通りあります。
以上から、答えは7+1+6+11+16=41通りになります。
【補足】
最後の足し算「7+1+6+11+16」の意味を確認しておくと、
・7→100玉を1枚使う場合が1+6=7通り
・1→50円玉を3枚使う場合が1通り
・6→50円玉を2枚使う場合が6通り
・11→50円玉を1枚使う場合が11通り
・16→10円玉と5円玉だけ使う場合が16通り
となります。
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