図のように、時計回りに1から順にうず巻き状に整数を並べる。ただし、行と列の数はいつも同じになるようにする。
(1) 行の数が15のとき、2行目14列の整数は( )である。
(2) 行の数が20のとき、4すみの整数の和は( )である。
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(1)
行の数を□とおくと、□×□の答えがうず巻きの最後に来ます。
そして□が偶数のときはうず巻きの最後が左下、□が奇数のときはうず巻きの最後が右上に来ています。
※ 2×2=4は左下、3×3=9は右上、4×4=16は左下、・・・
また、次の2つのうず巻きを見れば分かるように、偶数行の最後の数は1回りずつ左下へ、そして奇数行の最後の数は1回りずつ右上へ移動していきます。
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行の数が15のときは、15×15=225がうず巻きの右上である「1行目・15列目」に来ています。
また、「2行目・14列目」は次の図の緑色の●印なのですが、ここは15よりもひとつ前の奇数行のうず巻きの最後の数が来る場所です。
15のひとつ前の奇数は13なので、上の図の緑色の●印は、13×13=169になります。
※ 225からがんばって引き算で求める場合、次の図のように225-14-14-14-13-1=169になります。上の解き方に比べて、時間的にはそんなに変わらないですね。
(2)
行数20は偶数なので、最後の数である20×20=400は、うず巻きの左下に来ています。
また、左下の400から他の3つのすみにある数へさかのぼっていくためには、次の図のように400から19ずつ減らしていけばOKです。
つまり他の3つの数は400-19=381、381-19=362、362-19=343なので、求める合計は400+381+362+343=1486になります。
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