次の表は、ある規則にしたがってならんでいます。下の問いに答えなさい。
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(1) 100番目の数を書きなさい。
(2) 100番目までの数の中で、整数はいくつありますか。
(3) 100番目までの数の中で、もっとも大きな整数は何番目の数ですか。
【補足】
すべて求め方も含めて答える問題です。
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(1)
「分母も分子も増えたり減ったりしてて、こんなの規則性なんてあるんかいな?」と思うかもしれませんが・・・
・1番目と3番目の分母がどちらも12である。
・他の分母もすべて12の約数である。
と気がつけば、「あれ?もしかして分母を12にそろえてみると何か分かるの?」と思い浮かぶかもしれません。
というわけで、さっそく数列の分母を12にそろえてみると、次のようになります。
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上の図を見ると、この数列を約分する前の最初の分子は5、2番目の分子は5+1=6、3番目の分子は5+2=7となっているので、最初から□番目の分子は「5+(□-1)」という式で求められることが分かります。
つまり100番目の数の分子は5+(100-1)=104なので、答えは12分の104=3分の26になります。
※ 最後に約分するのを忘れずに!
(2)
この数列の分母は、約分する前はいつでも12なので、分子に12の倍数がきたとき、その数は約分した後に整数になります。
100番目の分子(約分する前)は104、104÷12=約8.6なので、12の倍数は100番目までに8個あります。
※ 12×1=12から12×8=96まで。
(3)
もっとも大きな整数になるのは、分子が12×8=96のときです。
最初から□番目の分子は「5+(□-1)」という式で求められるので、その式の答えが96のときの□を求めればOKです。
5+(□-1)=96のとき、□には96-5+1=92があてはまるので、もっとも大きな整数は92番目になります。
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