太郎君はA地点から5㎞離れたB地点へ行き、すぐに折り返してA地点にもどる散歩をすることにしました。行きを時速5㎞で歩き、帰りを時速何㎞で歩けば、往復の平均の速さが時速4.2㎞になりますか。四捨五入により、小数第一位までの数で答えなさい。
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往復の平均の速さを求める公式は、
(往復の距離)÷(行きにかかった時間+帰りにかかった時間)=(往復の平均の速さ)
という形で表すことができるので、これを利用すれば帰りの時速も求められます。
AB間は5㎞離れているので、往復の距離は5×2=10㎞です。
また、行きは時速5㎞で進むので、AからBまで5÷5=1時間かかります。
このとき、帰りにかかった時間を□時間とおくと、10÷(1+□)=時速4.2㎞という式に表すことができるので、その□を求めてみると次の図のようになります。
※ ここからは分数がたくさん出てくるので、求め方を画像に変換します。
ただし、これは分数ではなく小数で答える問題なので、分子を分母で割って小数に直すと、105÷29=3.62・・・となります。
3.62の小数第二位を四捨五入すると3.6となるので、答えは時速3.6㎞になります。
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