次の図のように、1本のひもがからまっています。点線の上の黒丸のところをハサミで切ったときに、このひもは何本に切り離されますか。
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ていねいに指でなぞって短いひもの本数を数えても答えは求められるのですが、それだとまるで「指なぞり選手権」みたいなので、もう少し算数っぽく解いてみたいと思います。
次の図を使って「ひもが黒丸を通る回数」と「点線をハサミで切ったときにできる短いひもの本数」との関係を調べてみると、
・ひもが黒丸を1回通る→短いひもが2本できる
・ひもが黒丸を2回通る→短いひもが3本できる
・ひもが黒丸を3回通る→短いひもが4本できる
となっているので、点線にそってハサミで切ったときにできる短いひもの本数は「黒丸を通った回数+1」で求められることが分かります。
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次の図でひもは黒丸を16回通っているので、点線にそってハサミで切ると、短いひもが全部で16+1=17本できます。
【補足】
ハサミで切ったときにできる17本の短いひもを図に表すと次のようになります。「青→オレンジ→緑→紫→赤」の順に指でなぞってみると数えやすいと思います。
っていうか、コレ作図が鬼のようにめんどくさくて解説作ってるときに半泣きでした(笑)
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