次の図のように紙を重ねて2つ折りにした200ページの冊子があります。63ページを含む用紙で、63以外のページ番号は小さい順に、( )、( )、( )です。
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まずは用紙の裏表にある4つのページ番号がどのように変わっていくのかを確認してみます。
【いちばん外側の用紙】
いちばん外側の用紙のページ番号は、次の図のように「左側→1と2」、「右側→199と200」となっています。
このとき、表面のページ番号の和は2+199=201、裏面のページ番号の和は1+200=201となり、どちらも合計は等しくなっています。
【ひとつ内側の用紙】
ひとつ内側の用紙のページ番号は、次の図のように「左側→3と4」、「右側→197と198」となっています。
このとき、いちばん外側の用紙にあるページ番号に比べて、
・用紙の左側→「1と2」から2ずつ増えて「3と4」になった。
・用紙の右側→「199と200」から2ずつ減って「197と198」になった。
ことから、表面と裏面の2つのページ番号の和はどちらも201のままであることが分かります。
※ 4+197=201、3+198=201
【いちばん内側の用紙】
いちばん内側の用紙は、全体で200ページある本のちょうど折り返し地点なので、次の図のように「左側→99と100」、「右側→101と102」となっています。
このときも、表面と裏面の2つのページ番号の和はどちらも201のまま変わりません。
※ 100+101=201、99+102=201
これまでの流れから分かることをカンタンにまとめてみると・・・
・表面と裏面の2つのページ番号の合計はいつでも201になる。
・用紙の左側は1から100まで、右側は101から200まで。
・用紙左側の裏面は奇数、表面は偶数のページ番号がくる。
・用紙右側の表面は奇数、裏面は偶数のページ番号がくる。
といった感じです。
この問題のページ番号である「63」は100以下の奇数なので、用紙左側の裏面にきます。
また次の図のように、用紙左側の表面のページ番号は63+1=64になります。
上の図の用紙表面にある64+アの答えも201なので、アは201-64=137になります。
また、裏面にある63+イの答えも201なので、イは201-63=138になります。
以上から、答えは小さい順に64、137、138です。
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