下のような(a)、(b)2つの数の列について、次の問いに答えなさい。
◆ (b)は(a)のとなり合う分数の差でできる数の列です。
(1) 下の式の(A)、(B)に当てはまる2ケタの整数をそれぞれ求めなさい。
(2) (b)の数の列で、初めて0.0001より小さくなるのは何番目の数ですか。
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(1)
まずは数列(b)の分母に注目してみると、次のように規則性が見えてきます。
(画像はすべて、クリックすると拡大します)
数列(b)の分母の左側に注目してみると、1番目は1、2番目は3、3番目は5、という流れから、□番目の分母の左側は、□番目の奇数になっていることが分かります。
つまり(b)の9番目の数も、分母の左側は9番目の奇数があてはまるはずなので、(A)は2×9-1=17になります。
また、(B)は(A)よりも2多い数なので、17+2=19があてはまります。
(2)
0.00001を分数に直すと10000分の1になります。また、そのときの分母である10000を□×□の形で表すと、ちょうど100×100になります。
100に近い奇数は「99」と「101」があるのですが・・・
さっき確認したように、数列(b)は分母の左側が□番目の奇数になっています。
2×□-1=101のとき、□は(101+1)÷2=51なので、初めて0.0001より小さくなるのは51番目になります。
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