10番目の組も次の図のように、中央にある23が全部で9個あると考えられるので、9つの数の和は23×9=207になります。
(3)
いちばん最後の組の中央には95があるので、その数とさっきの問題で使った式を使って答えを求めます。
5+2×(□-1)=95の□にあてはまる数を求めてみると、95-5=90、90÷2=45、45+1=46になります。
したがって、いちばん最後は46番目の組になります。
(4)
9つの数の和が711となる組の中央にある数は、711÷9=79になります。
5+2×(□-1)=79の□にあてはまる数を求めてみると、79-5=74、74÷2=37、37+1=38になります。
したがって、9つの数の和が711となるのは38番目の組になります。
(5)
(4)の求め方をそのまま書けばOKです。
ポイントとしては、「中央にある数の求め方」と「中央にある数を使って何番目なのかを求める」という2つの内容があれば正解となります。
(6)
1組目の数の和は5×9=45、2組目の数の和は7×9=63、3組目の数の和は9×9=81と見ていけば分かるように、それぞれの組の数の和はすべて9の倍数になっています。
つまり、1組目の5×9=45から46組目の95×9=855の中で、27の倍数になっている場合(つまり9と27の公倍数)を数えていけばOKです。
【範囲にあてはまる最小の数を見つける】
45÷27=1余り18なので、組の数の和が27×2=54ならば45以上855以下の範囲にあてはまります。
ただし、組の数の和が54だと中央が54÷9=6になってしまうのでダメです。
※ それぞれの組の中央の数は5から95までの奇数。偶数はアウト。
したがって、範囲にあてはまる最小の数は27×3=81で、そのときの組の中央にある数は81÷9=9になります。
※ 実は(1)ですでに見つけていました。
【範囲にあてはまる最大の数を見つける】
855÷27=31余り18なので、組の数の和が27×31=837ならば45以上855以下の範囲にあてはまります。
また、そのとき組の中央にある数は837÷9=93になります。
つまり上の図のように、条件にあてはまるのは「27×□」の□に3から31までの奇数をあてはめたときなので、答えは(31-3)÷2+1=15組になります。
※ 最後の式の意味
① 31-3・・・まずは31から「1・2・3」を取り除く
② ÷2・・・残りの4から31までの28個の数字の中に、偶数と奇数が14個ずつある
③ +1・・・最初に取り除いた数字の中で「3」だけ戻してあげる