次の表のようなきまりにしたがって、奇数と記号△、□、×が並んでいます。
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(1)
3の列を見ると、上から「3」「×」「□」となっています。303の列を見たときの記号を答えなさい。
(2)
1の列から数えて、表の中の△の合計がちょうど10個になるとき、その列の数字は31です。同様にして1の列から数えて、表の中の△の合計がちょうど500個になるとき、その列の数字を求めなさい。
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(1)
まずは2行目と3行目に並んでいる記号の規則性を確認してみます。
次の図のように、2行目の記号は「△・×・□」の3個が、そして3行目の記号は「×・□・□・△」の4個がそれぞれ1組となり、地平線の果てまで続いていきます。
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303は(303+1)÷2=152番目の奇数なので、2行目と3行目に並ぶ152番目の記号がそれぞれ何なのかを調べてみると・・・
【2行目に並ぶ記号の152番目】
152÷3=50余り2なので、2行目は152番目までに「△・×・□」が50組並び、その後に「△・×」が続いています。
したがって、2行目に並ぶ152番目の記号は「×」になります。
【3行目に並ぶ記号の152番目】
152÷4=38なので、3行目は152番目までに「×・□・□・△」がちょうど38組並んで終わっています。
したがって、3行目に並ぶ152番目の記号は「△」になります。
以上から、303の列に並ぶ2行目の記号は「×」、そして3行目の記号は「△」になります。
(2)
2行目の記号は3個ずつ、3行目の記号は4個ずつが1組となって並んでいるので、3と4の最小公倍数である12番目までを1つのグループとして考えることができます。
そのとき次の図のように、最初から12番目までには「△」が全部で7個あるので、次の12列の中にも「△」が7個あるはずです。
1グループの中には「△」が7個あるので、「△」が500個になるためには何グループ必要なのかを確かめてみると、500÷7=71余り3なので、次の図のように12列のグループが71組と、さらに4列を追加すればOKであることが分かります。
つまり、「△」がちょうど500個になるのは最初から数えて12×71+4=856番目の奇数なので、答えは1+2×(856-1)=1711になります。
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