次の図のような規則にしたがって数が並んでいます。たとえば、4列の3段にある数は7です。
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(1)
1段にしか数のない列を左から順に挙げていくと、最初は1列の1、2つ目は3列の4、3つ目は6列の10です。6つ目は何列で数はいくつですか。
(2)
26列の3段にある数はいくつですか。
(3)
106は何列の何段にありますか。
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(1)
次の図を利用して列と数の個数の規則性をそれぞれ確認してみると・・・
【列の規則性】
1グループ目は1列、2グループ目は2列、3グループ目は3列、・・・のように、□グループ目には数字が縦に□列並んでいます。
また、グループが進むにつれて列は1つずつ増えていきます。
【数の個数の規則性】
1グループ目は1個、2グループ目は2+1=3個、3グループ目は3+2+1=6個、・・・の数が並んでいるので、□グループ目にある数字の個数は、1から□までの和を計算すれば求められます。
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1段しかない列は各グループの最後にあるので、その6つ目は6グループ目の「6・5・4・3・2・1」のときになります。
次の図を使って、6グループ目の最後にある1段が何列目で数がいくつなのかを確認してみると・・・
【列を求める】
1グループ目から5グループ目までにある列の合計は、1+2+3+4+5=15列になります。
6グループ目の最後はそこからさらに6列進んだところにあるので、15+6=21列目になります。
【あてはまる数を求める】
1グループ目から5グループ目までには全部で1+3+6+10+15=35個の数が並んでいます。
6グループ目の最後はそこからさらに6+5+4+3+2+1=21個進んだところにあるので、35+21=56があてはまります。
(2)
さっきの問題で6グループ目までに21列あることが分かったので、26列目は7グループ目の26-21=5列目になります。
また、6グループ目の最後の数は56なので、そこからさらに7+6+5+4+3=25個進むと、次の図のように7グループ目の5列目にある下から3段目に到着します。
したがって、26列目の3段目には56+25=81があてはまります。
(3)
7グループ目に並ぶ最後の数は、56+7+6+5+4+3+2+1=84です。
そこから106までは、あと106-84=22個進めばOKなので、106は8グループ目の中にあります。
また、22=8+7+6+1なので、106は8グループ目の4列目にある1段目の数であることも分かります(次の図)。
1グループ目から7グループ目までは21+7=28列あるので、8グループ目の4列目は最初から数えて28+4=32列目になります。
以上から、106は32列目の1段目にある数です。
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