次の図のように三角形ABCがあります。アとイ、ウとエはそれぞれ等しい角です。また、オの角はカの角より7度大きいです。
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① キの角の大きさを求めなさい。
② ウの角の大きさを求めなさい。
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①
次の図の三角形ABCは角BACが66度なので、ア~エの4つの角度の合計は180-66=114度です。
また、アとイ、ウとエの角度はそれぞれ同じなので、「ア+エ」と「イ+ウ」の答えはどちらも114÷2=57度になります。
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次の図の角キは三角形DBCの外角になっているので、角キの大きさはイとウの角度の合計と同じく57度になります。
②
次の図の三角形FDCは角キが57度なので、角エとオの合計は180-57=123度です。
また、角クとキは対頂角の関係で大きさが等しいので、三角形EBDの中にある角アとカの合計も123度になります。
「ア+カ=123度」と「エ+オ=123度」という2つの式を次の図のように並べてみると、アとエの合計は57度、そして123度が2つで246度なので、カとオの合計は246-57=189度となります。
角カとオの合計は189度、そして角オはカよりも7度大きいので、2つの角度の関係は次のような和差算の線分図に表せます。
この図から、角オの大きさは(189+7)÷2=98度であることが分かります。
次の図の三角形FDCは、角キが57度、角オが98度なので、角エは180-(57+98)=25度です。
また、角ウの大きさはエと等しいので、答えは25度になります。
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