ある時刻に自宅から日光に向けてオートバイで出かけます。時速30㎞で行くと10時に目的地に着き、時速50㎞で行くと8時に目的地に着きます。9時に目的地に着くためには時速( )㎞で行けばよいです。
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!
距離は「速さ×時間」、長方形の面積は「たて×横」を計算すれば求められるので、時速30㎞で10時まで進んだときと、時速50㎞で8時まで進んだときの距離は、それぞれ次のような長方形に表すことができます。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
この2つの長方形は、どちらも自宅から目的地までの距離を表しているので面積は同じです。
したがって、この2つの長方形を次の図のように重ねてみると、図の「ア+イ」と「ア+ウ」の面積が等しくなるので、イとウの面積は同じであることが分かります。
上の図のイは時速30㎞で2時間進んだときの距離を表しているので、30×2=60㎞です。
また、ウの面積もイと同じく60㎞なので、上の図の△時間には60÷20=3時間があてはまります。
※ ウの面積→時速20㎞×△時間=60㎞だから。
つまり、自宅から目的地まで時速50㎞で進むと3時間かかるので、その距離は50×3=150㎞です。
また、自宅を出発したのは8-3=5時であることも分かります。
自宅から目的地までの150㎞を、5時から9時までの4時間で行くには、150÷4=時速37.5㎞で進めばOKです。
PR