お父さんが5歩で進むきょりをまなぶ君は8歩で進み、1分間にお父さんが20歩、まなぶ君は24歩進みます。2人が同じ地点から同じ方向に同時に出発したところ、25分後に2人は102m離れていました。次の問いに答えなさい。
(1)
お父さんとまなぶ君の速さの比をもっとも簡単な整数で表しなさい。
(2)
まなぶ君の1歩の歩幅は何㎝ですか。
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(1)
お父さんなら5歩、まなぶ君だと8歩で進むきょりを40(5と8の公倍数)とおいて、2人の1歩の歩幅の割合をそれぞれ求めてみると・・・
・お父さん→40のきょりを5歩で進むので、1歩の歩幅は40÷5=8
・まなぶ君→40のきょりを8歩で進むので、1歩の歩幅は40÷8=5
と表せます(次の図参照)。
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お父さんは1分間に20歩、まなぶ君は1分間に24歩進むので、2人が1分間に進む距離の割合をそれぞれ求めてみると・・・
・お父さん→8ずつ20歩進むので、8×20=160
・まなぶ君→5ずつ24歩進むので、5×24=120
となります(次の図参照)。
「速さの比」とは、「2人が同じ時間で進んだ距離の比」のことでもあるので、2人が1分間で進んだ距離を比べれば、速さの比が求められます。
お父さんは1分間で160、そしてまなぶ君は1分間で120の距離を進むので、2人の速さの比は、お父さん:まなぶ君=160:120=4:3になります。
(2)
まずは2人が25分間でそれぞれ何歩進むのかを確認してみると、
・お父さん→1分間に20歩進むので、25分間で20×25=500歩進む
・まなぶ君→1分間に24歩進むので、25分間で24×25=600歩進む
となっています。
次に2人が25分で進んだ距離の割合を求めてみると、
・お父さん→歩幅8の割合で500歩進むので、8×500=4000
・まなぶ君→歩幅5の割合で600歩進むので、5×600=3000
となることから、その差である4000-3000=1000が、次の図のように25分後の距離の差である102mにあたります。
上の図の差である1000が102m=10200㎝にあたるので、1は10200÷1000=10.2㎝になります。
まなぶ君の1歩の歩幅の割合は5なので、答えは10.2×5=51㎝になります。
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