あき子さんと兄が家から同じ道をポストに向かってそれぞれ一定の速さで歩いていきます。8時にあき子さんはポストまで357mの地点にいて、兄の63m前方にいました。兄は8時3分にあき子さんを追い越し、8時5分にポストに着いて、すぐに同じ道を引き返しました。兄があき子さんと出会うのはポストから( )mの地点です。
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8時ちょうどのときの位置関係を次の図のように表してみると、あき子さんはポストまで357m、そして兄はあき子さんまで63mの地点にいるので、兄とポストとの間の距離は357+63=420mです。
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兄がポストに着くのは8時5分なので、次の図のように、兄はポストまでの420mを5分間で進みます。
つまり、兄が進む速さは420÷5=分速84mです。
次の図のように、兄はあき子さんに追いつくまでの3分間で84×3=252m進むので、あき子さんがその3分間で進んだ距離は、252-63=189mです。
つまり、あき子さんが進む速さは189÷3=分速63mです。
8時ちょうどから8時5分までの5分間で、あき子さんは63×5=315m進みます。
したがって、8時5分にポストへ着いた兄が引き返し始めるとき、2人の間の距離は次の図のように357-315=42m離れています。
2人が上の図の42mを向かい合わせで進んで出会うまでにかかる時間は、42÷(63+84)=7分の2分間です。
求めたいのは、兄が7分の2分間でポストから進んだ距離なので、答えは84×7分の2=24mになります。
【補足】
2人の進む速さは、あき子:兄=分速63m:分速84m=3:4なので、次の図のように42mを3:4に比例配分すれば、出会うまでに2人がそれぞれ進んだ距離を求めることができます。
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