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04/26

Mon

2010

女子学院2010【6】 ☆体積・容積☆

直方体の形をした水そうAとBがある。次の図のように、水そうAの中に水そうBが入っていて、A、Bの真上にそれぞれ蛇口C、Dがある。グラフは、蛇口C、Dからそれぞれ一定の割合で、同時に水を出し始めたときの、時間と水そうAの水の深さの関係を表している。水そうBの底面の面積は210㎠、深さは60㎝である。

※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。

joga601.png













joga602.png







・蛇口Dからは、1分間に(  )㎤の水が出ている。
・水そうAの底面の面積は(  )㎠である。
 
ただし、水そうの厚みは考えない。
 
 
※ 解説を見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!



蛇口Dから最初の9分間に出た水の量は、水そうBの容積にあたる210×60=12600㎤です。
 
したがって、蛇口Dから1分間に出る水の量は12600÷9=1400㎤になります。
 
 
最初から9分間は、水そうAには蛇口Cだけから水が入っていたのですが、その後は水そうBからあふれた水がAに流れこんだため、下のグラフのように深さの増え方が急になっています。

※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。

joga603.png







このグラフの青い線と赤い線から、
 
① 蛇口Cから9分間→水の深さが6㎝増える
② 蛇口CとDから3分間→水の深さが12-6=6㎝増える
③ もし蛇口CとDを9分間使ったら、水の深さは6×3=18㎝増える(②を3倍)
 
という3つのことが読み取れます。
 
このとき、①と③を次の図のように消去算っぽく計算してみると、

joga604.png


となることから、蛇口Dから9分間に入る水の量で、水そうAは水の深さが12㎝増えることが分かります。
 
・水そうA→蛇口Dから9分間に入る水の量で水の深さが12㎝増える
・水そうB→蛇口Dから9分間に入る水の量で水の深さが60㎝増える(満水になる)
 
水の量は同じなのにBの深さがAの60÷12=5倍になるのは、次の図のように、水そうAの底面積がBの5倍だからです。

joga605.png







上の図から、水そうAの底面積は①+⑤=⑥にあたることが分かります。
 
水そうBの底面積である①が210㎠にあたるので、水そうAの底面積は210×⑥=1260㎠になります。


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