市場から仕入れたホウレン草に売り値をつけました。仕入れ値の３割増しで売り値をつけたつもりが、売り値の３割が利益となるように売り値をつけてしまいました。その結果、売り値が予定より２７円高くなってしまいました。仕入れ値はいくらですか。
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損益算の場合、普通は仕入れ値を１とおいて解いていく場合が多いのですが、この問題は売り値を１とおいて解くのがベストです。
ホウレン草の売り値を１とおくと、そのうちの３割＝０.３が利益にあたるので、仕入れ値は１－０.３＝０.７になります。
※ 売り値＝仕入れ値＋利益
また、予定の売り値は仕入れ値の３割増しなので、０.７×(１＋０.３)＝０.９１と表せます。
つまり次の図のように、実際の売り値は１、予定の売り値は０.９１と表せるのですが、その差である１－０.９１＝０.０９が、金額の差である２７円にあたります。
※ 画像はクリックすると拡大します。
上の図の赤い部分を見れば分かるように、売り値の０.０９が２７円にあたるので、売り値は２７÷０.０９＝３００円です。
ただし、この問題で求めたいのは仕入れ値(売り値の０.７)なので、答えは３００×０.７＝２１０円になります。
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